飯高東、西中が閉校
4月からは飯高中に
松阪市飯高町宮前の松阪市立飯高東中学校と飯高町宮本の同飯高西中学校の閉校式が25日午前11時から、それぞれの体育館で開かれた。飯高東中は開校から69年、飯高西中は41年の幕を下ろした。閉校式には地域住民や卒業生らも参加して学校との別れを惜しんだ。 うち、来年度から生徒が通うことがなくなる飯高西中の閉校式には来賓や住民ら約80人が出席した。校歌斉唱に続き、東博武教育長が教育委員会告辞。東教育長は地域の住民に感謝を伝え、「愛着を持って...
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学校との別れ惜しむ
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県内初、防空壕を史跡に
明和町教委 文化財2件追加
小型で仕官収容、小金古墳も
多気郡明和町教育委員会は、斎宮の「陸軍第七通信連隊一二八部隊防空壕(ごう)」と、池村の「小金古墳群3号墳」を、新たに町文化財(いずれも史跡)に指定した。戦争遺跡が史跡指定されるのは県内初。古墳が指定されるのは町内初だという。2件を加えて指定文化財は29件になった。
町文化財保護審議会(下村登良男会長、10人)が調査し、2月16日に町教委に答申していたもので、23日に開催された町教委の会合で全会一致で指定された...
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平安衣装、新しく
華やか、小袿3領
いつきのみや体験館
多気郡明和町斎宮のいつきのみや歴史体験館に常設展示され、自由に試着できる平安時代の高貴な女性の衣装・小袿(こうちき)の新品3領が完成。同館を管理運営する国史跡斎宮跡保存協会(大和谷正代表理事)は25日午後3時半から同館で、新しい小袿をお披露目し、必要資金150万円を寄贈した松阪市駅部田町の会社経営・竹本博志さん(65)に感謝状を贈った。
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地域の宝に手作りマップ
徳和のいいところ、わくわくする場所
全児童と大人が協力のたまもの
松阪市徳和地区の徳和住民協議会(横井美登会長、約5600世帯)は、上川町の市立徳和小学校(竹内茂夫校長、851人)児童と住民らが探した地域の遊び場やお店などの“わくわく”する場所と、史跡や祭り、危険箇所などを地区ごとに紹介するイラストマップを作った。26日午前9時半から同町の徳和地区市民センターで、住民向けにお披露目会を開いた。
子供と大人が一緒に「徳和のいいところ」を探す過程で世代間交流を図り、地...
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相可、第1代表で県切符
春季高校野球県大会 松阪・牟婁地区予選
三重は第2代表で
第63回春季東海地区高校野球大会県大会松阪・牟婁地区予選(県高野連主催)は26、27の両日、松阪市久保町の私立三重高校グラウンドなどで大会3、4日目があり、相可(逵兼一郎監督)、三重(中村好治監督)がそれぞれ第1、2代表で県大会出場を決めた。松阪工業(玉井精博監督)、松阪(松葉健司監督)は2次予選の代表決定戦に進出。昴・飯南(正高徳人監督)と松阪商業(冨山悦敬監督)は地区予選での敗退が決まった。30日には立野町の...
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井上さんが1席
いつきのみや梅まつりフォトコン
写真仲間の孫、モデルに
多気郡明和町の約15団体でつくる斎宮跡観光協議会(東谷泰明会長)が6日に同町竹川の斎宮歴史博物館横の梅林で開いた第12回いつきのみや梅まつりのフォトコンテストで、同町上村の団体職員・井上清一さん(61)の作品「百花の魁(さきがけ)」が1席の東都賞を獲得した。27日午前10時から、斎宮の史跡公園「さいくう平安の杜(もり)」西脇殿で入賞者14人が表彰された。 同コンテストは同まつりに合わせて毎年開いている。例年は祭り当...
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中万に春告げる祭り
聖徳寺で太子像開帳の法要
稚児8人参加、参拝者もてなす
松阪市中万町に春の訪れを告げる太子山慈眼院聖徳寺(間瀬良徳住職、約50軒)の聖徳太子尊像御開帳法要が27日午前10時から営まれ、大勢の檀家(だんか)が集まった。 同寺は当初、大仲山慈眼院永福寺といったが、鎌倉時代に伊勢国司だった北畠氏が崇拝していた聖徳太子を祭ったことから現在の寺名に。祭りは聖徳太子の命日に近い日曜日と決めて長く続けられており、「太子さんが来たら、春が来る」と地元で親しまれている。 この日は稚児8人...
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小学生は、ていすいV
バレーボール 松阪地区ジュニア祭
中学は女子・殿町、男子・嬉野
小学、中学世代を一堂に集めた第2回松阪地区ジュニアバレーボール祭(同実行委員会など主催、夕刊三重新聞社など後援)が26、27の両日、松阪市立野町のさんぎんアリーナ(市総合体育館)であり、各チームが熱戦を展開した。小学生の部では、ていすいドリーム(新井周作監督)が優勝。中学女子の部では、殿町(田中祐貴監督)、同男子の部では嬉野(金児健吾監督)がそれぞれ優勝を果たした。
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独自にツアー開催
大台町観光協会
「観光客を町に」と資格取得
多気郡大台町観光協会(筒井敏会長)は来年度から、より多くの人に気軽に町を訪れてもらおうと同協会主催のツアーを本格スタートする。職員の野田綾子さん(38)が1年の準備期間を経て昨年11月に観光庁認定・旅行業務取扱管理者資格を取得し、各種申請を済ませ、2月23日に登録できたため実現。観光面で地域に貢献したい考え。 これまで大手旅行会社によるツアーなどはあったが、それでは十分に地域の魅力を伝えられず地元の利益も少ない。個人で旅行計画を...
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山里で人つなぐまつり
古民家など25カ所、ひな人形飾る
来月3日まで柚原町、後山町で
松阪市柚原町と後山町の古民家など25カ所でひな人形を飾って観光客をもてなす宇氣郷・山里のひなまつり(同実行委員会主催)が始まった。七段飾りやつるしびななどが各戸で見られ、見物人を楽しませている。4月3日まで。 これは柚原町の宇気郷公民館(大石正幸館長)のひいなクラブのメンバーらが中心となって実行委員会をつくり開催しているもので、今年で9回目。 それぞれの古民家には、御殿びなや七段飾りの立派なものから、手芸ク...
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合併10周年記念、235人出場
おおだいチャミーマラソン
合併10周年記念第14回おおだいチャミーマラソン大会(大台町体育協会主催)が27日、多気郡大台町佐原の町役場本庁前を発着点に開かれた。小学生から一般、家族連れなど町内外から235人が参加。北畠史跡周辺など町内を駆け抜けた。
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斎王、解説本などで紹介
「日本遺産」認定 明和町斎宮跡
情報発信で認知度高める
昨年4月に多気郡明和町斎宮、斎王のストーリーが日本遺産に認定を受けた明和町は、国の補助金を活用して、情報発信事業を展開している。このほど、認定ストーリーの構成文化財を紹介する解説本とパンフレットを作成したのをはじめ各種媒体での発信を始めており、町内外での知名度と認識を高めていく。 日本遺産の認定は、地域活性化に重点を置いた文化庁の新事業。歴史的建造物や伝統芸能などの有形、無形の文化財をテーマや地域ごとに認定するもので...
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愛称は暖かい場所「はるる」
建設中の市健康センター
平田さん作品採用
2017(平成29)年4月1日の開設を目指し、松阪市春日町に建設中の新松阪市健康センターの愛称が「はるる」に決まった。公募の結果、立田町の朝見まちづくり協議会事務局員・平田順子さん(45)の作品が採用された。30日午前9時半から市役所で、表彰式が行われた。 同市は、市民に親しんでもらえる施設にするため、昨年11月1日から今年1月31日まで市民と市内在勤、在学者を対象に愛称を募集。3歳から86歳までの74人から93件の応募があった...
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名古屋の金星☆ジュリエッタ
アニメ見て憧れ、レッスン
金山商店街の公認アイドル
松阪市内の中学1年生・大西麗(おおにし・あきら)さん(12)は、名古屋市の芸能プロダクション5社が結成したアイドルユニット「金星☆ジュリエッタ」で活動している。週末や祝日は、同市でのライブやさまざまなイベントに出演。女優を目指しており、個人で中部電力をはじめとしたテレビCMなどにも出演している。
大西さんは幼いころ、アイドルになっていく女子中学生のアニメ「きらりん☆レボリューション」を見て、アイドルに憧れるように...
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山室山、初の育松会杯V
サッカー 第3回市少年大会
準優勝は揥水少年団
第3回育松会杯松阪市少年サッカー大会(育松会主催、夕刊三重新聞社後援)が2日、山下町の市総合運動公園であり、山室山FC(藤川公造監督)が優勝した。準優勝は揥水サッカー少年団(松田紘已監督)だった。
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クジャクなど羽根でペン
五桂の動物園、グッズ作る
「抜け殻欲しい」の声も
多気郡多気町五桂の五桂池ふるさと村の動物園「花と動物ふれあい広場」は現在、同園オリジナルグッズの試作を進めている。素材は飼育しているクジャクなどの鳥の羽根とヘビの抜け殻。グッズを通してオリジナリティーを出し「より同園と生き物たちに親しんでほしい」と4月中の完成を目指している。 同園は今年に入り、以前から構想していた同企画の具体化を進めてきた。試作は飼育員の土屋美穂さん(32)が担当している。 年に一度生え替わるクジャクや...
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公開日拡充して
年間公開日66日で入館予想の倍
人気の旧長谷川邸、昨年度
松阪市魚町の県指定文化財・旧長谷川邸の昨年度の入館者数が、1万5643人と、市教育委員会の当初予想の倍近い数となった。予約無しで自由に見学できるフリー公開日を増やしたことや、テレビ番組などで取り上げられた効果とみられるという。市教委では今後、公開日のさらなる拡充などを検討して観光客の期待に応える考え。
旧長谷川邸の見学は、2013(平成25)年7月に事前予約制でスタート。14年度から月2回の公開日の見学を申...
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11チーム集い、開幕
ソフトボール 市少年リーグ戦
片岡主将が選手宣誓
平成28年度松阪市少年ソフトボールリーグ戦(市少年ソフトボール連盟主催、夕刊三重新聞社など後援)が3日、松阪市舞出町の雲出川河川敷グラウンドで開幕した。試合開始前には開会式があり、参加11チームを代表して山室山ソフトボールクラブの片岡陽佑主将(山室山小・6年)が選手宣誓を行った。
12年目の今季のリーグ戦には、連覇を狙う豊地ソフトボールスポーツ少年団(三浦康弘監督)や過去最多4度の優勝を誇る徳和ソフトボールクラブ(...
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青木新会長ら成功祈願
今年は7月16日が宵宮
三社みこし事務所開き
松阪祇園まつり三社みこし世話人会(青木登喜雄会長)は5日午前11時から松阪市殿町の松阪公民館で、事務所開きを行った。前会長の病死に伴い就任した青木会長(59)=茶与町=の新体制の下、事務局を担当する松阪青年会議所(藤谷祐介理事長)ら関係者約50人が集まった。 三社みこしは、1989(平成元)年から始まった松阪三大まつりの一つ、松阪祇園まつりのメーンイベント。毎年7月中旬の土日曜に開催される。八雲神社、松阪神社、御厨神社の計4...
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津田保、認定こども園に移行
多気町
「特色ある保育」を進める多気郡多気町は、同町井内林の町立津田保育園を町立津田認定こども園(山本清子園長)に移行した。5日午前10時から開園式を行い、久保行央町長が園児らと共にくす玉を割った。 認定こども園は、幼稚園と保育園の良さを併せ持つ施設。同町には、昨年度まで町立保育園が5園あったが幼稚園はなく、幼児教育を希望する家庭は、町外へ通園させていた。 本年度から民間の自然派保育園も誘致し子育て支援を進める同町は、選択肢を増やしたいと認定こども園を設置することに。町内の...
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